腰痛と関連のある病気
腰痛と内臓は関係しているということを前回のブログでお話しました。
では内臓はなんで腰痛の原因になっているのでしょうか?
身体の中心の胴体内部には、内臓が詰め込まれています。そのため、内臓の大きさは胴体内部の大きさによって決まります。この内臓が病気などによって肥大化(大きくなってしまうこと)すると、中からお腹や腰を圧迫します。この内臓による圧迫が痛みとして感じられることが、内臓から来る腰痛の原因なんです。
腰痛をともなう内臓の病気って
腰痛をともなう内臓の病気にはどんなものがあるんでしょうか。ざっと挙げるだけでも・・・。
慢性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胆嚢炎・胆石症・胆道結石・腎盂腎炎・尿路結石・子宮筋腫・卵巣嚢腫・腹部大動脈瘤などが挙げられます。
普通家が火事だと、家から出ている火を消そうとしますよね?
これを自分の身体に置き換えてください。
痛いって信号は痛いところが悪いに決まっていると、思っていませんか?
真の原因を突き止めていくと、腰が原因ではないことがとても多いです。
胃腸の不調が腰痛の原因に
胃腸と腰の関連性はあまり有名ではありませんが、胃腸が弱くなって腰痛になる場合もあります。内臓疾患などの腰痛の原因は、まず内臓が疲労などにより弱くなってしまうことで硬くなってしまいます。
内臓をたすけて支えている周りの筋肉、腹部の筋肉もおとろえて硬くなり、筋肉がカバーしていた圧力が腰への負担となっていきます。
腰部の筋肉にも負担がかかってくるので、血流が悪くなり腰痛になってしまうことになるのです。食べすぎやストレスが原因で起こる胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、自身の消化液によって胃や十二指腸が傷ついてしまう病気です。症状としては胃の痛みや胸焼け、吐血などが挙げられます。これが重症化してくると炎症が広がり、腰痛を引き起こすことがあります。
内臓の疲労や過労は、病院で検査しても曖昧な場合が多いです。
病気でなくても内臓が疲れていると感じることはみなさん経験したことありませんか?食べすぎや飲みすぎの後に胃がもたれる・・・分かりやすく言うとこんなイメージです。そのような内臓の疲れから腰に痛みが出ることは結構多いんです。
内臓から来る腰痛を予防するには?
簡単に取り組めるものとしては・・・
・暴飲暴食をしない
・冷たいものを摂り過ぎない
・あまり夜遅くに食べすぎない
・睡眠をよくとる
この4つのポイントが大切になってきます。特にアルコールや脂質、糖質の摂りすぎには注意が必要です。これらの要因と普段からの生活で、腰に負担がかかる体勢が多いとさらに腰痛を引き起こしやすくなってしまいます。
まずは、今診てもらっている先生に聞いてみましょう!
簡単で当たり前のことのように感じますが、以外と氣にすることのできないポイントでもありますので、あなたの生活習慣を少し見直してみてください。
内臓に優しい生活をするだけでも、痛みのストレスからは大きく解放されていきますよ!
ここまでは腰痛のお話ですが、腰痛以外にも肩こりや頭痛・倦怠感・むくみなど内臓の疲労は様々な症状を引き起こす原因になります。
そういった症状をお持ちの方は、先ほど挙げた4つのポイントを気にして生活してみてくださいね。また、このような症状をお持ちで病院や整骨院で、腰や肩などを治療してもらっているのに全然改善しないという方!
一度診てもらっている先生に「内臓が原因で今の症状が出ている気がしますがどうでしょうか?」と聞いてみてください。
「そうかもしれないね。」と言われるのであればまあいいでしょう。でも「そんなことないよ!」と言われた方。
ズバリ、他の治療所に変えた方がいいです!!絶対!!
だって時間とお金の無駄ですから。
痛みの原因が曖昧でよくわからないと不安になったらご連絡ください!!
あなたの本当の腰痛の原因をお教えいたします!