八千代市の京成線八千代台駅で整体治療を行っている篠崎です。
今回は多くの人が悩む腰痛について記事を書かせて頂きます。
そもそも腰痛ってどこが痛いことを言うのでしょうか?
「体幹後面に存在し、第12肋骨と殿溝下端の間にある。」と日本整形外科学会と日本腰痛学会が監修する腰痛診療ガイドライン(2019)にて定められています。
腰痛の原因
腰痛の原因は脊椎由来、神経由来、内臓由来、血管由来、心因性、その他に分類されます。(腰痛診療ガイドライン)
特に悪性腫瘍、感染症、内臓由来(結石など)、骨折、下肢の麻痺や膀胱直腸障害を伴う神経症状などは整体に向いていないので鑑別することが必要です。当院でもお話や検査をする際にこういった可能性がないかを確認はしますが、該当しそうだと思われる方はまずは病院に行くようにしてください。
原因によって治療法が確立されているものと確立されていないものがあります。治療法が確立されていないものは脊椎由来の原因である筋・筋膜性や椎間板性、椎間関節性や心因性腰痛などがそれにあたり、非特異的腰痛とも呼ばれます。
2012年の腰痛診療ガイドラインでは、欧米の権威ある雑誌に発表された論文を引用し腰痛の85%は非特異的腰痛と記載されていましたが、近年発表された整形外科専門医による腰痛の原因を詳細に調査した報告によれば非特異的腰痛 22%に過ぎなかったと報告されています。非特異的腰痛が22%だというわけではなく、「腰痛の 85%が非特異的腰痛である」という根拠は再考する必要があるという考えが提起されました。
整形外科の治療が確立していない非特異的腰痛こそがわかば整体院の得意としているところでもあります。
腰痛は国民病
腰痛は男女とも有訴者率が最も高く、国民病とも呼べる状況になっています。
(※厚生労働省の2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況のIII 世帯員の健康状況の数値を参照)
そのように多くの人が困っているにも関わらず、我慢されている方が多いです。わかば整体院北習志野店では少しでも多くの腰痛に悩む方の解決つながるよう助力してまいります。
整体院が向いている腰痛について
これまで書いてきた通り、病院ではよくわからないとされている腰痛が多いです。そのよくわからない腰痛(非特異的腰痛)のスペシャリストを目指しているのが整体院だと自分は思っております。よくわからない腰痛の原因を可能な限り探っていって腰痛の改善を目指して施術していきます。病院などに行っているがなかなか改善しない腰痛をお持ちの方は是非来院してみてください。
コラム執筆・監修者
篠崎 克博
応用理学士(医科学) —Bachelor of Applied Science(Clinical Science) -Australia-
カイロプラクティック理学士 —Bachelor of Chiropractic Science -Australia-
経歴
明治大学卒業、RMIT大学日本校カイロプラクティック学科卒業