食べものと頭痛は関連性があるのを知っていますか?
季節の変わり目、気圧の変化や気温の急激な変化などで頭痛が出やすい季節です。
特にひどい方はなんかは「常に頭痛薬が手放せない」なんて話もよく聞くし、なるべく薬は飲みたくないと思います。頭痛対策を講じているメディアも多いです。それらを見てみると、大体がストレッチや体操、ツボなんかを紹介してるんですよね。
じゃあ同じことを言ってもしょうがないし、今回はズバリ「食べもの」と「頭痛」の関連性についてお話ししていきます。
食べものには種々の栄養素が含まれているのは皆さんご存知だと思います。その中には、頭痛を和らげるものもあれば、誘発するものもあります。その辺をしっかり見極めて、頭痛が起こりにくい体を目指していきましょう。
頭痛が多い方、こんなもの食べてませんか?
・ポリフェエノールを多く含む食品
誰もが一度名前くらいは聞いたことありますよね?ポリフェノール。
ポリフェノールには血管を拡張させる作用があるので、血管が拡張されて起こる偏頭痛持ちの方には天敵になる食品です。チョコレートや赤ワインなどに多く含まれます。
・チラミンを多く含む食品
チラミン自体は血管を収縮させる作用があるのですが、その効果が切れた反動で血管が拡張します。その反動のせいで頭痛が起こることがよく知られているんです。
ちなみにチラミン自体はチーズや玉ねぎ、チョコレートに多く含まれます。
チョコレート・・・。
・グルタミン酸ナトリウムを含む食品
うまみ成分であるグルタミン酸は、調理の際によく使われます。(⚪︎の素とかです)
カップ麺やスナック菓子などに多く含まれ、この成分にも血管拡張作用があります。正直この辺は食べない方がいいまでありますね。
以上が頭痛を引き起こす原因となる食べものです。
頭痛にいい食べもの
・マグネシウムを多く含む食品
偏頭痛は、血管が広がってしまった状態で起こるものです。マグネシウムには、その広がった血管を収縮させる効果があるので偏頭痛を和らげる効果があります。そんなマグネシウムはバナナやアーモンドなどのナッツ類、豆乳に多く含まれます。
・オメガ3脂肪酸を多く含む食品
オメガ3脂肪酸は抗炎症作用が強い栄養素として広く知られています。偏頭痛は血管拡張による炎症で起こるとも言われているので、このオメガ3は非常に有効な栄養素です。そんなオメガ3は青魚(イワシ・サンマ)に多く含まれます。
・ビタミンB2を多く含む食品
ビタミンB2は血圧を下げる効果があり、偏頭痛を緩和させる栄養素として有名です。二日酔いなんかにも効くので、悪酔いしやすい方にも有効なものです。ほうれん草食べましょう!
・水分を多く含む食品
偏頭痛は水分不足でも起こります。知らず知らずに軽い脱水を起こし、頭痛が起こるのは結構あるんですよ。こまめに水分をとる、夏野菜、スイカを食べるなどして対策をとりましょう。
以外と頭痛と食べものの関連性は深いです。
お悩みの方は気をつけてみてくださいね。